(第4回)子供がテレビすら見ずYouTubeばかり、ニュースも時事ネタも一般常識も知らない怖さ 

子供にスマホを与えている親は悩んでいませんか?
私は子供のスマホ依存というか、YouTube、ツイキャス、TikTokなどしか情報源がない子供たちに不安を感じています。

パパ(主)パパ(主)

YouTubeばっかり見ていて大丈夫?
ニュースすら見ないから共通の話題がない
自由時間のほとんどがスマホ。依存症?

年に数回、不定期で、子供たち3人に『パパの授業』をしています。

第4回目となる授業では、大きく2つのことについて取り上げました。

第4回目のテーマ 知らないことしかしらない世界

知らないことはリスク
同じ興味・思考しか持たない集団の危険性

 

ニュースなんて知らなくても生きていける。
たしかにそうかもしれないけど、成人した時に善悪を含めた判断力ってつくのでしょうか?

このままではヤバい。
スマホを持たせている以上、依存させないことや、さまざまなことに興味を持たせることは親の責任だと思うのです。
子供からはめんどくさいって言われるけど・・・。

googleのスライド(パワーポイントみたいなやつ)で作った資料のスクショをもとに、具体的に語った内容を振り返ってみます。

フィルターバブルとエコーチェンバー

まずは、言葉の説明から。
小学校2年生の長男には難しい内容ですが、なんとなくでも伝わってほしい。

文面は、すべてWikipediaからの引用です。
フィルターバブル
エコーチェンバー

フィルターバブル

パパ(主)パパ(主)

Youtubeを見ていたら、おすすめされるでしょ?
あれ、AIがおすすめしてくれてるんやで
怖くない?


っていう話から始めました。
その人が興味がありそうなものの広告が出る、それを人工知能が決めている世界です。

逆にいうと、興味のない情報は入ってこないんです。
自分から取りに行かない限りは。

エコーチェンバー

パパ(主)パパ(主)

同じ興味を持つ集団は居心地がいいよね
でも、その興味を否定されたら、集団で攻撃的になったりするんだ
古くは宗教での戦争とか・・・

例えとして、ジャニーズオタクによる、うわさ話を信じた炎上・吊し上げとか。

うわさって真実なの?
誰がそれを確かめたの?
本人の情報? 
本人の発言だとしてもウソはないの?

これらの確証がないのに、ほとんど関係のない一般ピープルが、なんの権利があって人を非難できるんでしょうか?

コロナウィルスのワクチンについてもいろいろ考えさせられます。
ワクチン打つなっていうサイトをよくみると、統計数字が捻じ曲げられていたりとか。

自分と異なる意見には耳を傾けない
さらに、異なる意見に対して反射的に攻撃してしまう。
そんな大人になってほしくないってことを伝えたいのです。

イメージ

言葉だけでは理解しにくいので、ネット検索して出てきた図で解説しました。

出典:国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター

判断スキル・熟慮の不足が、個人生活の様々なリスクを高める
世論形成・投票等における集団浅慮という形で、社会の方向性さえも左右する。

自分の考えが、必ず正しいとは思わないでほしいな。
パパの言うことも正しいわけじゃないから、信用するなって強調しました。
自分で判断できる子になってほしいし、その判断に責任を持ってほしい。

知らないことの怖さ

実際に起こったことや、それを知らないリスクなんかを説明しました。

コロナ給付金詐欺の新聞記事から。
実際に、簡単な儲け話だと思って、深く考えもせず犯罪者になってしまいます。

でもね、せめてニュースを見ていれば、同じような手口で捕まったって聞いたことあるはず。
資格もなしに給付金を受けられることを、まずは疑うべきだし。

でも、こんな感じで誘導されたなら?

LINEとかSNSのダイレクトメッセージとかで、信用できそうな、フォロワーがたくさんいるような人が、さも当然のように儲け話を提案してきたら・・・。

スマホを持っている以上、他人事ではないのです。
子供たちも、変な広告に引き寄せられ、不利益を被るかもしれない。

こうした時事ネタ、知っているのと知らないのとでは、心構えが違います
だまされないためには知ることって大事。

ちょっとしたワークもしました。

子供たちに、だまされない人ってどんな人?
逆に、だまされる人ってどんな人?

質問しながら、冗談を言い合いながら、スライドにどんどん書いていきます。
自分の意見が採用された小2の末っ子長男が、やけに得意顔でした。
理解が深まればいいかなあと思って。

あとは、京都界隈であった、風俗店スカウト集団が捕まった話をしました。
ナンパして、写真や身分証を押さえて風俗店へ売り飛ばす。
こんな悪意が、世の中に存在することを知っておいてほしい。

エコーチェンバー事例

アメリカ大統領選挙の話をしました。

どちらが正しいとかを断定せずに話すのは、とても難しいですね。

でも、フェイク(うそ)ニュース発信をした事実があるのはトランプさんかな?
SNSからも締め出されるのは、つまりそういうことですよね。

それが、熱狂的な支持者にウケるんですから、怖いです。
子供たちと一緒に検索をし、フェイクニュースでSNSアカウント削除された記事などを読みました。

興味がないことでも、調べればちょっと賢くなれる。
そんな経験をしてほしくて。

まとめ

知りたいことしか知ろうともしない、そんな育ち方はイヤだなあ。

知らないと事件に巻き込まれる可能性が高いし、いつの間にか犯罪の片棒を担ぐなんてことも考えれます。
ファクトとフェイク、真実とウソを判断し、その判断に責任をもってほしい。

今回のきっかけは、あまりに時事ネタにうとい子供たちを見たから。
そりゃあそうですよね。
休日のスマホの利用時間が、ひどいことになっています。
(iOSの機能、ファミリーアカウント、スクリーンタイムで管理)

お笑い芸人も、アイドルも、スポーツ選手も知らないのです。
テレビを見ないから。
YouTubeがすべての情報源だから。

2020年の年末に開催した勉強会でしたが、1年経過した結果は・・・。
相変わらず、スマホ依存です。

スマホを子供に持たせるなら、子供への影響は親の責任です。
自立するまでは、うるさいとかめんどくさいとは言われるものの、これからも授業をしていこうと考えています。

余談

とっくんとっくん

パパー
ありがとう!


パパ(主)パパ(主)

なにが?


とっくんとっくん

えーとねえ
生活のテストで、パパの授業が役に立ったよ!


パパ(主)パパ(主)

へえー?
どの授業?


とっくんとっくん

なんとかチェンバー?


パパ(主)パパ(主)

ああー、あれね
テストに出たの?


とっくんとっくん

そのまんまじゃないけどね
授業でも『よく知ってるね』って、先生に褒められた!


パパ(主)パパ(主)

そうか
なんか、うれしいもんだなあ

一番興味なさそうで、眠そうだった末っ子長男が褒めてくれました。
ちょっとうれしい。